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【天ぷら】魚肉ソーセージの天ぷら

天ぷらは、結構色々な食材に合う調理法だと思うんですが、魚肉ソーセージの天ぷらとか赤いウインナーの天ぷらとかって、一般的というわけではないようでして…

母の実家は信州の農家で、かなりな頻度で天ぷらを揚げておりまして、それも大量に作ってそれを無くなるまで食べるわけですが、その中に魚肉ソーセージの天ぷらが有ったんです(赤いウインナーの天ぷらも)。
私の小さい頃は「肉」というのが貴重品で、「ビフテキ(ビーフステーキ)」なんていう言葉が有りましたが、ビフテキは力道山しか食べられないものだと思っていました。

我が家は決して裕福ではなく、どちらかというと貧乏、というより全く持って貧乏で、それに加えて母親は料理が好きではなく、料理を作る為の買い物も好きではないものですから、長期間保存が出来る食材ばかりが我が家に有りました。
母にしてみれば、魚肉ソーセージは素晴らしい食材だったと思います。
長期間、それも常温で保存出来るんですから。

で、我が家ではカレーを作る時に肉の代わりに入っていたり、野菜と炒めたり、卵とじに使ったりと、魚肉ソーセージは大活躍しました。
その頃は、肉の代用品として「魚肉ソーセージ」が君臨していたわけなんですね。
しかし母には申し訳無いのですが、それらの料理は全く美味しくありませんでした。
私が唯一魚肉ソーセージの料理で美味しいと感じたのは、母の実家で食べた『魚肉ソーセージの天ぷら』だけなんです。

魚肉ソーセージの天ぷら

うちの母、油の処理が嫌なのと、油が飛んで嫌だという理由によって、揚げ物をしないんです。
食べるんですよ?
食べるのは好きなのに、自分で作ることはしないんです。
よく父に「どんなお嬢さん育ちなんだ」と言われていました。
いや、今でも言われています(笑)

いつの頃からか、うちの料理当番が父になり、天ぷらを揚げるようになりました。
でも父には子供の頃から魚肉ソーセージを天ぷらにする習慣が有りませんから、父の天ぷらには魚肉ソーセージは有りません。
ですから私の場合、信州で最後に魚肉ソーセージの天ぷらを食べたのが小学校2年生なので、それから私が家で料理を作り始めるまでの10数年もの間、魚肉ソーセージの天ぷらにブランクが有ったというわけです。
名前を付けるならば、「魚肉ブランク」ですよ(笑)

今でも母は(1人では行きませんから父と)買い物に行った時、魚肉ソーセージを買って来ます。
作りもしないのに買って来ます(笑)
ですから私が冷蔵庫からそれを取り出し、天ぷらにします。
母は実家で慣れ親しんだ味ですから、喜んで食べます。
美味しい、美味しいと、喜んで食べます。

母の喜んだ顔を見ると、料理が好きでなかった為にロクなものを食べさせてもらえなかった事とか、母の入院費や金遣いの荒さでうちが貧乏だった事とか、言い出せばキリが無いほどうちの母は普通の母とは違ったのに、母親のすべき事なんかほとんどしてもらって来なかったのに、そんな事をすっかり忘れてしまう自分が居るんですよねぇ。
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