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肉の豊田でイベリコ豚

かれこれ30年くらい通っている洋食屋さんです。

肉の豊田

この外観は丁度10年前のものです。
今とは暖簾が違いますねぇ。

今回はここ数年のサービス品『イベリコ豚(ベジョータ)カツレツ950円』をお願いしました。

肉の豊田
イベリコ豚(ベジョータ)カツレツ950円+定食350円=1300円

ベジョータは非常に脂が強い為、嫌みにならないように薄切りにして揚げてあります。
サクッと噛んだ瞬間に肉汁と脂がジュワーっと…
たまらずにご飯を大きめの塊にして口に放り込みます。

うんめぇぇぇぇえええヾ(≧▽≦)ノ

上からかけてあるソースも、あっさりと食べる為のフォローになっています。
私の歳ですと、もう少し濃いめ(こってり)でもOKでしょうかね。
途中でソースをプラスしてしまいました(^^;
相変わらず、お新香も美味しいなぁ。

今日もごちそうさまでしたm(__)m


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【洋食肉の豊田】
住所 千葉県松戸市八ヶ崎2-8-22北部市場内
電話 047-341-5043
時間 9時~21時
定休 日・祝日
駐車場 北部市場内駐車場を使用

※数十年の歴史が有る市場内の洋食屋さん。自家製タルタルソースが美味しい。ご飯お替わり自由。安価なサービス定食有り。





半分ほど食べたところで、市場内の常連さんが入店。
久しぶりのお客さんを1人連れて来ていました。

常連さん(常)
久しぶりのお客さん(久)
マスター(マ)

常「GWは休みになんの?」
マ「うちだけやっていても仕方ないんでね、休みますよ」
常「休みったって、どこも行く気にならねえしなぁ」
マ「今日は何にしましょうか」
常「牡蠣有るならフライにしようか。あんた、何にすんの?」
久「オレは~、そうだな、イベリコ豚にすっか」

(マスターが「え?」と聞き返すもので、そこを突っ込む常連さん)

常「しかし、マスターも耳が遠くなったなぁ」
マ「え?」
常「耳が遠くなったって言ってんのよ」
マ「もう随分前からだねぇ」
常「オレなんかも、最近全然聞こえなくなっちゃってさ」
マ「歳だっていうことだね、もう(笑)」

マ「そちらは何にします?」
久「あ、イベリコね、イベリコ」
常「トンカツ食うのかい?」
久「あと、お酒1合もらう」
常「おや、珍しいねぇ。マスター、お酒だってさ、お酒」
マ「冷やで?それとも…」
久「あぁ、冷やでいいや、あとイベリコね」
常「トンカツがいいんだって、マスター」
マ「はい、トンカツね」

結局久しぶりに来たお客さんは「イベリコ豚」が食べたかったのに、普通のトンカツになってしまいました。
でも、それでもいいんだと思います。
その歳になって解ることって有るんですよ。
今思うのは、歳を重ねる毎に細かいことが気にならなくなるっていうこと。
うちの母が友達数人と喋っているところを見ていても、自分の話なんか飛ばされちゃったり、何の脈絡の無い所からポーンと違う話が出て来るし、それでもみんな楽しそうに笑っています。

たとえば「冷や」ってお願いして熱燗が出て来ちゃっても、黙って飲んだり、言うにしても
「あれ、冷やって言ったっけな」
「あ、ごめんごめん、入れ直すわ」
「いいよいいよ、同じ酒なんだから」で、済んじゃう。
自分でも「冷や」って言ったかどうかの確信は無いし、そう言ったか言わなかったかという、そんな細かいことは「どうでもいい」わけですよ。
歳とればね、その時間をどうやって楽しもうか、それだけを考えている。

「しかし、マスターも耳が遠くなったなぁ」
こういうストレートな言い方はヒヤッとするけれど、本人達にすれば、そうじゃない。
そういう言い方のほうが有難い場合も有るわけです。
歳をとったって、何も恥ずかしいことはない。

確かに、最初の頃と変わった部分は有ります。
だから私は、ひとに「肉の豊田はオススメ!」とは言いません。
この日だって、「あれ?950円と350円で1300円のはずが、1350円払って来たぞ?」と、お店を出てから気付きました。
「今日はカラシが付かなかった」とか「タルタルソースが出てこなかった」とか、そういう時だって有ります。
でも私、ひとっつも気になりません。

数十年間、来る日も来る日も美味しい洋食をご夫婦で作り続け、お客様を喜ばせて来ました。
こちらのご夫婦は、私にとってスターです。
私はいつも、「料理界のスターが作る洋食を食べに行く!」という気持ちで通っています。
だからこそ気になりません。

数十年の歴史を振り返りながら、スターが作る洋食を頂く。
それだけで、満足だからです。
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